金融情勢・経済動向

金融情勢が一変します!となれば「自分が変わらないといけない」というお話

目安時間 8分

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こんにちは!
ショウヘイです。

 

 

今回は「日銀の利上げ」に関しての見解を中心にお話しさせていただければと思います。

 

 

政策金利が0.5%になりましたね。

 

そして銀行預金が0.2%程度に、
借入金利が+0.25%(前回の利上げと合わせて+0.4%)き上げとなります。

 

 

私のXの投稿でも前もってお伝えはしていましたので、
想定されていた人が多かったと思いますが、
これはまだまだ途上です。

 

 

この政策金利0.5%への引上げにより
利上げへのハードルは外れてきました。

 

 

この先、

政策金利を1.0%まで一気に引上げることが想定されてきます。

 

 

景気・物価に中立的となる「中立金利」までの乖離がまだある、

いう事実があるためです。

 

 

前回政策金利0.5%に利上げがされてから実に17年ぶりとなりますが、

ほとんどの人がこの感覚を持っていないため、戸惑っている人が多いようです。

 

 

国は既に国民の皆が収入アップをしたという判断をしています。

 

 

物価が上がり続けていても
借入があり支払利息が増えても

利上げには耐えれると判断しています。

 

 

なので、

そうした表面的な情報を根拠に掲げ利上げを敢行するわけです。

 

もっと詳細に言えば、為替の動向も大きく関わっていますが。

 

 

ちなみに今後、
政策金利が1%まで上がると想定した場合、

対抗する為に少なくとも年収は15%程度上げる必要があると言われています。

 

 

今回の利上げでは個人にとっては大して影響はないと思っています

私はずっとそのようにお伝えしてきています。

 

 

「いやいや、そんなことないでしょう」

 

「まだそういう風に捉えられません」

 

という様な声はもちろんあります。

 

 

正確に言えば「影響はある」のですが、
体制が整っていれば問題がないということです。

 

 

「住宅ローンの返済が増えて困る」

 

「家を買うこともできなくなる」

 

「借金したら返せなくなる」

 

と思う人が多いと思いますが、
利上げに対する対処法が見えている方は動じることはないです。

 

 

1つ言える事は

 

世界的にみて「日本の金利は非常に低い」のです。

 

 

この程度の利上げで動じてしまってはいけないとお伝えさせていただきたいです。

 

 

ですので、

まだこれに対応ができていない、
マインドセットができていない

という場合には早急に改善していく必要があります。

 

 

しかし、

 

一方で利上げで大きな影響を受けるのは「中小零細企業」です。

 

預金も多くなく利上げによる恩恵が得られずに、借入の利払い負担だけが大きくなってしまうでしょう。

マイナス成長となってしまいます。

 

 

私も毎日の様に、
社長様とお話をさせていただいていますが、

環境の変化で大変な状況下、毎日現場に出て頑張っておられます。

 

 

にもかかわらず、

利上げが進めば経営に行き詰まり倒産する企業も増えます。

 

 

この様な実態と「痛み」を知らない人には
厳しいことを言いますが残念な気持ちになります。

 

 

なので、

 

「個人での対策」

 

「法人としての対策」

 

「個人法人両方での戦略」

 

それぞれを考えていく必要があります。

 

 

「一般個人(会社員)」

 

「個人事業主」

 

「法人」

 

と複数の選択肢を併せ持つ事は、

このような時代の変化に対応する上でリスクを抑えつつ有利な選択であるといえます。

 

 

なので、

 

単発的な稼ぎ方や考え方、

「ミクロな視点」

だけではなくて、

 

「マクロの視点」で

戦略を立てて行動ができないと永続的な根本の解決には至らないということになります。

 

 

なぜこれをお伝えしたかったかといいますと、

各々の今までのやり方ではベストな方法ではなくなる可能性がありますので、

状況に応じて考え方を変えていかなければならないからです。

 

 

時代は常に動いています。

 

 

なので、それに合わせてやり方を変えていくというのが当然だと言えます。

 

 

そしてもう1つ。

 

中長期で見た場合に難しくなってくるのが日本国です。

 

 

足元では長期金利も上がっていますが、これにより国の財政悪化懸念が大きくなります。

 

 

国債の利払費が増大し日本国債の格付についても下がる可能性が出てきます。

 

そうなると金利の上昇スピードも早まります。

 

 

国の信用力が下がるという事は、日本企業や銀行の信用もつられて下がり格下げとなる仕組みです。

つまり負のループが発動します。

 

 

一個人として、法人の経営者として、

このような先読みをし、将来の展望や自身の見解などを持っておいたほうがいいかと思います。

 

 

人生の根幹の部分で頼れるのは「誰か」ではありません。

「自分自身」に他なりませんので。

 

 

ということで今回はこのへんで!

 
 
 
 
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ショウヘイ|戦略的「金融アドバイザー」

ショウヘイ

学卒後、大手銀行に18年勤める現役の銀行員 です。担当業務は法人融資がメイン で、日々、取引先企業のファイナンス等の支援を実行。一方で、新規先の融資案件を獲得し実行する為に「使えるものは何でも使う」と攻めの営業をしています。また、個人の資産形成や節税、ローン、相続対策等の提案もしており、ご相談もお受けできます 。融資や資産形成に関する戦略情報を提供し、課題解決の支援をすることがモットーです。

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